人は0.5秒で選ばれる

人は0.5秒で選ばれる!―チャンスが20倍増える、印象力の磨き方人は0.5秒で選ばれる!―チャンスが20倍増える、印象力の磨き方
重田 みゆき

ダイヤモンド社 2008-11-14
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おすすめ度★★★★☆

ほとんどの人は自分の印象をそこそこ合格点だろうという甘い自己評価をしている

管理職の多くは自分を過大評価していた。印象とは自分が決めるものではなく周りが決めるものである。太ってなくても、太っている印象を与えればそれは太った印象を相手に与えたことにほかならない。

人間というものは印象次第で損得が決まる。チャンスは1日20個降ってくる。それを活かすも殺すも印象次第。

誰かを相手にするのではなく、自分自身の比較でいい印象かどうかを考える。Aした場合、とBにした場合みたいに

人は、とりあえず という言葉を使っているうちは絶対に変われない。

変わるための4つの要素

1 なりきる 2 繰り返す 3 場を考える 4 宣言する

気持ちのいい挨拶もその一つである。

インプレッショントレーニングをするときに、まず自分がどうありたいのかを具体的にイメージすることが大切である。

まず日常の自分からすてきになること。仕事場でサンダルなど論外。

岡田トシオ やせたらカフェでの店員さんの態度も変わった。

人にいい印象を与えるための最大の武器は笑顔である。つくり笑顔ではなく本当の笑顔になろうという気持ちが大切である。幸せになるために笑おうという意識が大切である。

笑顔は気持ち悪いぐらいやりすぎなくらいと自分で感じるくらいがちょうどいい。

話すときに下顎はあまりうごかさず上顎を動かすようにしゃべる。顔の上のほうの表情筋を使うのが日本人はへたくそらしい。人と話すときに下顎は固定されていて動かせないイメージを持ちながら話してみましょう。

ぶるぶるトレーニング

1 姿勢をただして肩を後ろに3回くらいまわして、上半身をリラックス 2 唇をふてくされたときのように突き出す。ただし力は入れない 3 鼻から息を大きく吸って、口から思い切り吐き出す このときブーっといいながら唇をぶるぶる震わせる。なるべく長い時間、大きくて高い音がでるように。筆者は20秒できる。ふつうは5秒くらいらしい。 改善されること 口の筋肉が柔らかくなる おなかで息を吸い込めるようになる

ぶるぶるの音で何かをしゃべってみる。そのあとでもう一度、おなじセリフをふつうにしゃべってみると改善されたのがわかる。

鳩ぽっぽをぶるぶるで歌う

口角をあげるトレーニング。ポイントはイとエである。 顔の準備体操 1 口を大きくあけてアーという。そして口をきゅっと閉じる。 2 思いっきり口を横に広げてイーという。そのとき、口角を1cmあげる 3 エーと目を見開きながらいう。口角は2cmあげる 4 イーとエーを笑顔で繰り返す。耳の下のあごの付け根が疲れるまで繰り返す

目のエクササイズ

1 両目を閉じて目尻を両サイドに引っ張りも寄り目にする 2 手を離すと同時に目を見開く 3 眉毛の上下を親指でつまみ、親指でまぶた上部のツボを押すような感じでやさしく上に持ち上げ10秒静止する。眉頭から眉尻に向かって五カ所で行う。 4 下瞼から頬骨のあたりにかけて4本の指で押して目の周りの筋肉をほぐしていく

電話をとるときに、5回以上鳴らせてしまったら、大変おまたせいました、と一言付け加える。電話を切るときは受話器でなく指で切る。相手が何か一言最後にいうかもしれないから。

お辞儀エクササイズ 両手の平を背中で合わせる。肩が丸まらずに、胸を開くトレーニングである。

立つときの姿勢 自分の足がおへそのあたりから生えているイメージをもつ。 122-

座り方のポイント。背もたれに身を任せず、背筋をのばして座ること。立ち上げるときは重さを感じさせないように自分の太股の付け根に手を置いて立ち上がる。手を使わないとなおよろし。

パソコンを使うときも、おなかと机の間は拳一つ分。

髪型を分け目をときおり逆にしてみる。

ネクタイもクリーニングにだしましょう。

ウェットティッシュで汗をふきとるときは耳の後ろも忘れずに。